台湾リージョンからTOKYOリージョンに移行しました

噂されていたGoogle Cloud PlatformのTOKYOリージョンが遂にリリースされました。 東京 GCP リージョン の正式運用を開始しました

本ブログサイトは台湾リージョンにホスティングしているので、早速TOKYOリージョンに移行したいと思います。

東京の方がどのくらい速いの?

いきなり移行する前に軽く調査してみます。
単純に経路が少ない方がトラブルに強い、物理的に近い方がネットワークが速いというのは理解していますが、実際どのくらい違うのかなーということでpingで比較してみました。

  • 条件: 有線(無線経由しない),渋谷,12:30頃 15回平均値
  • 結果
    • asia-northeast1-a : 8.1ms
    • asia-east1-a : 37.7ms
    • us-west1-a : 105ms

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日本からは比較するまでもなく速いですね,ということで移行に踏み切ります。

GCEのリージョンを変更する方法を調べる

どうやって変更するのか調べる前に、変更方法を想像してみると、

  • 新しいインスタンスを作成してデータ移行
  • Google Cloud Consoleでマウスでポチポチ
  • gcloud SDKを使ってCUIでキーボードでポチポチ

あたりかな?と思ってドキュメントを探してみると、発見できました。 ゾーン間のインスタンスの移動

  • 注意点としてリージョンが変わることでIPアドレスは移行できないとのこと
  • マウスでポチポチでも出来る

実際の移行手順

方針

リージョンを跨いだ移行になる & DNSレコードをAレコードで設定しているので,IPアドレスをもう1つ取得してAレコードを切替えることでダウンタイム無しにする,マウスでも出来る & 1インスタンスの移行 ということでWebコンソールからという方針にします。

手順

  • GCEで,元インスタンスのスナップショットを取得
  • GCEで,新規にインスタンスを作成し,ブートディスクにスナップショットを指定
  • Networkingで,外部IPアドレスから静的アドレスを予約
  • GCEで,新しく作成したインスタンスに静的アドレスを割り当て
  • DNS(お名前)で,Aレコードの設定を新しいIPアドレスに変更
  • 一晩待つ
  • GCEで,古いインタンスを停止し,IPアドレスを開放
  • Networkingで,静的アドレスを開放

これで無事に移行完了できました。


注意?

最後に,GCEの無料試用期間のためか1ゾーン内に1静的IPアドレス?といった制限があるようです。 STATIC_ADDRESSES の割り当て上限に到達しました。 というwarningで気付きました。 無料試用ガイドに見つけられませんが,「Google Cloud Platform コンソール > IAMと管理 > 割り当て」から具体的な制限を確認できました。 (Static IPはゾーンで1つ。VMインスタンスはゾーンで80個 等。) アカウントのアップグレード(無料試用期間から本利用)でこの制限はなくなるようです。

また,asia-eastとasia-northeastといったリージョン違いで料金が異なるようです。詳細は見つけられていないのですが,GCEのインスタンス作成時に推定費用が表示されるので,vCPU x 1(n1-standard-1)で確認してみると

  • asia-east (Taiwan) : $28.50/month
  • asia-northeast (Tokyo) : $34.28/month
  • us-east (The Dalles) : $25.95/month

となっています。(2016-11-13調べ)

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